働き方にもサービスにも、
多様性を大切に。

旅行会社さまからのお問い合わせ対応や、インバウンドのお客さまへのホテル手配が基本業務です。電話やメール対応に英語を使う機会もあるので、学生時代から学んできた語学力を活かしています。海外の旅行会社さまと商談をして、全国のホテルの中からご要望に合うホテルを提案したり、宿泊先に自社ホテルを選んでもらえるようにコミュニケーションをとったりと、交渉力も必要になります。

私が入社した頃は、海外のお客さまからのホテル認知度が今ほどは高くありませんでした。だからこそ、学生時代に力を入れてきた英語力を最大限に発揮すれば、世界に発信できると感じたのが理由です。若手のチャレンジを応援する環境も魅力的で、私自身も海外での商談会やイベント出展など、幅広い経験を積むことができました。

ミスなく迅速に対応するというのは前提にありますが、さらに大切なのは「行動力」だと思います。ただ言われたように手配するのではなく、ご要望を最大限実現できるような提案をしてみる。お問い合わせをいただいたホテルに空室がなければ、満足のいく代案を提案してみる。そういったアグレッシブな姿勢が、結果的に顧客の満足度を高めると思います。

約一年半の産休育休を取得した後に復職したのですが、女性だけでなく、男性でも育児休職を取得する方が増えています。働き方にも多様性が認められているので、いまは時短勤務をしています。時間管理をしながら業務効率を意識し、プライベートと仕事のバランスをとることで、より一層仕事に精が出ています。

2021年頃に、観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA」のDXプロジェクトに参画しました。たとえば、「リモートコンシェルジュ」という遠隔接客システムの立ち上げ業務、オンライン観光ツアーの運営、そしてこれらシステムとオンラインツアーの営業など、これまでにない多様な業務を経験することができたのは大きな学びでした。

これからのホテルは、時代を先読みしてお客さまのニーズに応えていくことが求められます。自身の語学力もさらに磨いていきたいですし、国籍問わず多様なバックグラウンドを持つひとと働きたいと感じています。多様化する顧客ニーズに対応できる多様性を活かした組織をつくり、世界中のお客さまから選ばれるホテルを目指したいです。

複雑な旅程の手配をやり遂げたり、ホテルと調整してお部屋を提供し、旅行会社さまから感謝の言葉をいただくとやりがいを感じます。加えて、ホテルの魅力を旅行会社さまに伝えられ予約受注にいたった時です。

家族で過ごす何気ない日常に幸せを感じています。海外旅行も好きで、子どもが産まれてからも一緒に旅行へ行っています。まだまだ行ってみたいところがたくさんあるので、次はどこへ旅しようか考え中です。